【2020.03.15内容更新】
大丈夫かな?小学校入学
小学校入学を控えて、うちの子大丈夫かなあと不安になっているご家庭も多いと思います。入学式、静かにしていられるだろうか。45分間も椅子に座っていられるだろうか。
今のうちにできる練習もあります。ちょっとだけでもチャレンジしておきましょう。
- 大丈夫かな?小学校入学
- 入学までにおすすめの練習
- [1]登下校ルートの確認
- [2]下校の時間帯…家の周辺
- [3]おたより・プリント・連絡帳
- [4]45分間
- [5] 当番・係の練習
- [6]教科書の前読み
- 《まとめ》
入学までにおすすめの練習
今、できる練習として、ランドセルに中身を入れて背負う練習や登下校するルートの確認がありますね。
試しにランドセルに電話帳などを入れてみると、その重さに驚きます。背負ってみると、本当に重いものです。
月曜にさまざまな学用品を持って行き、金曜にまとめて持って帰る…上靴や体操服、給食当番のエプロンなどを持つと、新1年生はフラフラしてしまいます。
まずは重い荷物を背負う練習をしておきましょう。
[1]登下校ルートの確認
登下校のルートは一緒に歩いて確認しておくと安心です。できれば雨の日も、レインコートを着たりカサをさして経験しておきたいところです。
気になるのは不審者の面や交通事故。警察庁交通局の統計によると、子ども(5歳から12歳)の中でも、とくに「小学1年生(7歳)」の「歩行中」の事故が一番多くなっています。
他の学年と比較すると、死傷者数は6年生の被害数の3.5倍にものぼります。事故死…という数の多さが際立っているのです。
《参照:警察庁ホームページ 児童・生徒の交通事故について》
登下校時間は車の量も多い時間帯ですし、地域によってはデイサービスなど送迎の車が多い時間帯だったりします。路肩に停まっている車も多いことでしょう。
言葉で「気を付けるんだよ」と言い聞かせていても、事故のひどさを子どもはなかなか想像できません。道路上の何に注意すべきなのか、通学路で一緒にチェックしておくと、お子さんも目に入りやすくなるのではないでしょうか。
[2]下校の時間帯…家の周辺
下校して家が見えると、途端にホッとして走り出してしまうこともあります。家の周辺道路の危険性もしっかり教えておきましょう。
家の鍵を持たせる場合は、鍵を入れておく箇所や、取り出しやすさの確認、鍵が大切なものであることの再確認など家族でルールを決めて練習しておきましょう。
[3]おたより・プリント・連絡帳
最初は特に、学校からのおたよりやプリントが大量に配布されます。学校のプリントを普通のファスナーケースに入れていると曲がりやすいため、クリアホルダーを用意する家庭もあるようです。
- プリントをクリアフォルダーに入れる
- おたより用の収納ケースに入れる
- ランドセルに入れる
- 帰宅したら親に渡す
この流れも練習しておくと安心ですね。学校のプリントの代わりに親子でお手紙を書くと楽しく練習できますよ。
持ち物の準備
持ち物(学用品)の準備は実際に入学してから親子で揃えていく方が確実です。
[4]45分間
初めのうちはオリエンテーションや40分授業が多いと思いますが、そのうち必ず45分授業が始まります。
時間に慣れるために、本読み・お絵描きなどで「45分間」を体験してみましょう。
- 座っていられるかな?
- 途中でトイレに行きたくなったら何て言うのかな?
- 発表したい、話をしたい時はどうするのかな?
ちょっと練習しておけば安心です。
[5] 当番・係の練習
給食当番も掃除当番も子どもにとっては新しく経験する活動です。掃除も同じ場所の担当ではなく、好き嫌いにかかわらず輪番制になりますよね。
指定された自分の役割をこなしていくことは、とても社会的な活動です。家庭でも「当番」として、ローテーションで役割を任せてみましょう。
[6]教科書の前読み
教科書が配られたら、親子でいっしょに読んでおきましょう。パラパラと見ておくだけでも、じゅうぶん予習になります。
テストで、マルバツや点数をつけられる経験もします。慣れないお子さんにとっては時間を守って解いていくことは厳しい作業かもしれません。
45分間の練習と同じように、家庭でも時間を区切って取り組んでみましょう。
- 名前を書く
- 丁寧に書く
- 時間が来たら終わり
解く問題は、クイズでも間違い探しでも何でも構いません。
《まとめ》
子ども達にとって「一年生」は、今までとは全く異なる世界です。親が準備できるところは準備や練習をして、安心して楽しく過ごせるようにしておきましょう。
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