断捨離のコツは早めの大掃除
カレンダーの枚数が残り少なくなってきましたね。秋は断捨離にピッタリの季節です。年末は寒くなりますので涼しい季節から片付けや処分を始めると、すっきり落ち着いた家で冬を迎えることができます。
まずは自治体のごみカレンダーを見て回収日を確認しましょう。
- 断捨離のコツは早めの大掃除
- 年末大掃除を目標にすると間に合わない?
- 大掃除したくても「寒い!」
- 断捨離のモチベーション
- 手元に残さない方が早く片付く
- 子どものお手本になる片づけ
- 2学期の終わりが目標
- 捨てる時間を作ると断捨離しやすい
- 早めに廃棄した方がよいもの
- 《まとめ》断捨離で身の丈に合う暮らし
年末大掃除を目標にすると間に合わない?
断捨離したい時、締切があると思いきって片付けできそうです。
つまり年末の大掃除なら、年末を目標にできるので片づけにピッタリかも。
ただし、片づけているとよくあるのが「迷い」ですね。
捨てようか、どうしようか…迷うことが多いからこそ片付けは難しい。
そして迷っているところに12月特有の忙しさが加わります。
大掃除したくても「寒い!」
季節的にもすっかり寒くなり、片づけ掃除をしたくても気温が下がって冷えてきます。
冬のセールや楽しいイベント、お出かけの予定も入ってきます。
そして家族が体調を崩す可能性もある時期です。
12月は片づけしたくても基本的に忙しい時期。
回収日は大丈夫ですか?
年内最後の不燃物の日が過ぎると、次の回収は年明けでは?
結局それまで捨てられない日程に陥ってしまうのです。
断捨離のモチベーション
断捨離を進めていくコツは、無駄なモノが無くなったスッキリ感にあります。
片付いた室内を素敵、快適と感じる嬉しさ。
心地よい空間になったからこのまま保ちたいよね、という気持ちが整理整頓のサイクルにつながるのです。
モチベーションを保つには、不用品が出てきたらすぐに捨てること。
ゴミ処分施設に持ち込んででも、不用品を家から無くしていくことがポイントです。
手元に残さない方が早く片付く
不用品を処分する時、フリーマーケットやオークションサイトなどで販売するのも方法の一つですよね。
処分するならお金に換えよう。
物を大切にするのも良い方法ですが、処分品が希望通りの金額になってくれる保証はありません。
とくにオークションサイトの場合は、発送が完了するまでモノが手元に存在します。
大きさや数にもよりますが、買われるのを待つくらいなら、今すぐに手放す段取りをつけていきましょう。
園や学校のバザー用品として出せるタイミングなら、ゼロ円で手放しても人に喜んでもらえます。
子どものお手本になる片づけ
室内が子どもの物であふれやすく、片づけても追いつかない、すぐ散らかされてしまう。
「一緒に片づけよう」と子どもに声をかけても、片付かない。
子育て中の家の中ですが、すっきりさせたいと思いますよね。
そういう場合はまず、お子さんに片づけの様子を見せてあげましょう。
片づけるのはお子さんの持ち物ではなく、台所や洗面台、ベランダなどの家族の共有部分です。
2学期の終わりが目標
親が片づけして部屋がスッキリすると、片付いた心地よさがお子さんにも伝わります。
お子さんが少しでも片づけのようなマネをはじめたら、最初は見守ってみます。
ゴミ箱の中を片づけたり、分別する部分だけ手伝ってあげるのです。
お子さんにも自分のテリトリーがあります。
一緒に片づけて、手伝って、と言ってきた段階で、親も引き出しや棚を片づけ始めましょう。
子どもの作品は慎重に
片付けをしていると、お子さんも物の多さに気づきます。
同時に、以前描いた絵を見つけて自分自身の成長を感じたりします。
テスト1枚、絵1枚であってもお子さんが保存したいと決めたら丁寧に保存してあげましょう。
これはすごいよね、という作品は額に入れて自信作として飾ってあげましょう。写真を撮って年賀状に画像を入れると記念になります。
そして親としては、心の中で2学期の終わりを目標にしておきます。
終業式を迎えると学用品や作品がたっぷり帰ってきて子ども部屋が学用品でいっぱいになりますよね。
クリスマスまでに部屋をキレイにしておこうね、と片づけをうながしておきましょう。
捨てる時間を作ると断捨離しやすい
年内のゴミ回収日に合わせて、早めに大掃除が進めばいいのですが、やる気の出ない時もありますよね。
間延びしないように片づけを続けるには、短かい時間だけ、断捨離タイムを作りましょう。
- 子どもの帰宅前に〇分間片づける
- 子どもの宿題中は片づけの時間
- □曜日はテレビを見る前に〇分間片づける
- ◎分間の間に不用品を△個捨てる
10分や30分程度でも取り組むことで、ノルマをこなしやすくなります。
予定通りの量を片づけられたら欲しかったものを購入するなど、ちょっと目標を作ってみましょう。
セールの時期でもありますのでモチベーションが上がりますよ。
早めに廃棄した方がよいもの
断捨離するものの中で、悩まず早めに廃棄をした方がいい物があります。
処方されたお薬や市販薬、化粧品などのサンプルです。
薬を飲みきれず、残った分を保管していたり、めったに使わない市販品の期限が過ぎていることもあります。
化粧品のサンプルも、古くなるとお肌によくありません。
これらの古いものは、早めに廃棄するようにしましょう。
冷蔵庫の中はその最たる場所ですね。
冷凍庫や野菜室も在庫をチェックして、棚の汚れを拭きあげておくと安心です。
《まとめ》断捨離で身の丈に合う暮らし
時間をかけて物の取捨選択を考えると、心も家の中もスッキリします。
心地よさを感じると片づけがどんどん進みはじめます。
こんなに捨てて大丈夫かなと思っても、結局困らないのが片づけの不思議なポイントです。
この品数でも暮らしていけるんだ、というピッタリの量を知るとお金の使い方も上手になります。
不要なものを抽出して処分し、心地よいモノだけで暮らす。
快適な暮らしのポイントは、不用品の早めの断捨離で決まりそうですね。