新天皇陛下、即位後「一般参賀」は5月4日に決定
新天皇陛下が即位された後の「一般参賀」が5月4日(土・みどりの日)に決定しました。
もともと即位後の一般参賀は、10月22日(火)に行われる「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」後の日程で予定されていました。
しかし即位される5月1日(水)から近い日程が望ましいなどの考えから日程が前倒しになったようです。
- 新天皇陛下、即位後の「一般参賀」は5月4日(土)に決定
- 医療機関の連休対応に関するメディアリリース
- 2月24日「天皇陛下御在位三十年記念式典」
- 10月に設定される祝日(2019年限定)
- 2020年から開始する新・天皇誕生日
2019年GW
GWの10連休に関する話題が増えてきましたね。
- 連休中の医療体制
- 保育園の休日対応
- サービス業の連続勤務の問題
- ゴミ回収の問題
対策が必要な事柄が多数、指摘されています。
【医療機関】通常のGWと同様の体制…日本医師会
日本医師会による1月9日の定例記者会見では、各地域の医療機関へのアンケート結果が発表されました。
通常のゴールデンウイークと同様の体制をとっている地域が多く、一部では、体制強化を図る所も見られた
医療機関の多くは、今のところ例年のGW通りの医療体制となる見込みのようです。
10日間ずっと休日診療体制だとすると、地域によっては手薄となるケースも多いのではないでしょうか。
連休中の医療費は「休日加算」
また、連休中の窓口支払い分の医療費については日祝日はすべて「休日加算」となる事が厚生労働省から発表されています。
対象となる日は、連休初日の土曜日を除いて4月28日(日)から5月6日(月)までの9日間です。
日本医師会発表によると、医療機関の窓口支払いについて
- 初・再診料
- 外来診療科に係わる休日加算の取り扱い
- 処方箋の交付の取り扱い
これらすべてが連休中、休日として加算になるのですね。
《関連記事》
【2019年GW】は10連休?祝日の仕組みと学校・医療機関の心配
処方箋の有効期間は延長で対応
ただし処方箋の有効期間については、厚生省通知にならって特例扱いとなります。
処方箋は一般的に「処方から4日以内」に調剤薬局で処方を受けることになっています。今回の連休中に関しては、医師が処方箋に有効日を付記することで、連休明けまで有効となる見込みです。
10連休と各種関連行事
話題の10連休については以下のようになっています。
4月27日(土) 通常の土曜日扱い《土曜診察》
28日(日) 日曜 《医療機関休日体制》
29日(月) 昭和の日
30日(火) 国民の休日
5月1日(水) 新天皇即位による祝日
2日(木) 国民の祝日
3日(金) 憲法記念日
4日(土) みどりの日
5日(日) 子供の日
6日(月) 振替休日 《連休最終日》
2019年の式典日程
2019年の関連式典としては
- 2月24日(日)…「天皇陛下御在位三十年記念式典」
- 4月19日(金)…「立皇嗣(りっこうし)の礼」
- 4月30日(火)…「退位礼正殿の儀」
- 5月1日(水)…「新天皇即位の日」
- 10月22日(火)…「即位礼正殿(そくいれいせいでん)の儀」
これらの各種式典が執り行われます。
天皇陛下御在位三十年記念式典
今上天皇陛下の御在位三十年を記念して2月24日に「天皇陛下御在位三十年記念式典」が東京都千代田区の国立劇場で執り行われます。
政府広報オンライン(政府広報オンライン あしたの暮らしをわかりやすく)によると、式典のインターネット中継を予定しており、ホームページで情報を公開しています。
政府インターネットテレビでは、「天皇陛下御在位三十年記念式典」のインターネット中継を予定しております。ぜひ、このページをブックマークいただき、当日のインターネット中継をご覧ください。
中継は当日14時頃の開始予定です。ぜひ視聴したいですね。
立皇嗣の礼(秋篠宮さま)
4月19日に執り行われる「立皇嗣の礼」は、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」になる式典です。
現在の皇位継承順第1位の皇太子・浩宮さま(徳仁親王)が5月1日に即位されることに伴なって執り行われます。
退位礼正殿の儀(今上天皇陛下)
4月30日「退位礼正殿の儀」は午後5時より、皇居・宮殿で行われる予定になっています。
新天皇即位の日(新天皇陛下)
5月1日の新天皇即位に関連する各種行事は、皇居・宮殿で執り行われます。
即位礼正殿の儀(新天皇陛下)
「即位礼正殿の儀」は、新・天皇が即位を宣言する国事行為です。10月22日(火)に予定されていて、この日も祝日化(2019年限定)の検討が行われています。
このため2019年の10月は
- 10月12日(土)~14日(火・体育の日)…3連休
- 10月22日(火)…「即位礼正殿の儀」2019年限定の祝日
このようになる見込みです。
新「天皇誕生日」は2020年から
現在の12月23日の天皇誕生日については、2019年は新天皇即位後のため平日となります。
そして新天皇陛下の誕生日に合わせて、2月23日が新しい天皇誕生日として制定されます。新しい「天皇誕生日」は2020年からスタートです。
- 天皇誕生日 →2019年は無し
- 12月23日 →当面「平日」
- 新天皇誕生日は2月23日 →2020年スタート
このようになります。
政府は、「天皇誕生日」として現在祝日となっている12月23日について、皇太子さまが即位される平成31(2019)年5月1日以降の天皇誕生日は2月23日となることから、即位後は当面祝日とはせず平日にする検討に入った。
歴史的で喜ばしい式典が次々に執り行われていきますね。
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GW10連休の課題
日本全体が祝福ムードに包まれる時期、歴史的なお祝いですので大切に迎えたいと思います。
しかし同時に、いつもとは異なる長期連休です。さまざまな課題にどう対応していくのか、問題点も残されています。
- 医療・介護・福祉・保育従事者の勤務体制
- 子どもの預け先
- 地域医療の体制
- 地域での「病児預かり」実施の有無
- ゴミ処理問題
医療機関については連休前後に大変な混雑も予想されますので、連休中だけの問題ではないでしょう。子どもの受診を優先して親は受診できなかった、という子育て家庭独特の悩みもあります。
また、勤務が続く家庭の場合、子どもの預け先の確保について不透明なままです。病児預かりもおそらく大半がお休みとなるでしょう。
採用時に育児中の女性を敬遠したり、逆に連休のため連続勤務を強いられるなど、困ったしわ寄せも考えられます。
しかし、歴史的な各種式典は見逃せません!10連休を乗り切りながら、お子さんと一緒に大切な関連行事を見ていきましょう。