もしかして内臓が…?
お子さんの口の臭いが気になる事はありませんか。顔を近づけた時、あ、もしかして口臭?歯医者さんには定期的に通っていても、仕上げ磨きとか親の手出しは嫌がるようになってくるし。
どのように対策してあげましょう。
【汗・年齢臭】夏のニオイ対策!「塩化アルミニウム」の制汗剤って効くの?
店頭にはいろんな制汗剤がありますよね。わが家はスプレータイプを子どもの「足」に使っています。
舌には「舌洗い専用」ブラシ
子供の舌が白くなっていると気付いたら、専用の舌ブラシを用意してあげましょう。
最初は洗ってあげると使い方や心地よさも分かります。
いつもの歯ブラシよりも専用ブラシの方が心地よいため、子どもも嫌がらずに取り組めるようです。
なんと、小中学生の4割が「歯肉炎」?
どうやら子どもであっても結構な割合で歯肉炎にかかっているようです。
厚生労働省の「歯科疾患実態調査」によると、小中学生の4割が「歯肉炎」だというデータが。
歯肉炎とは歯ぐきの炎症。
テレビCMで言っているように、腫れたり、歯を磨いている時に血が出てくる状態です。
小学生で歯肉炎?と思っていたら、歯周病は感染症の一種ですので親からうつる可能性があります。
強力な菌「歯周病菌」
お風呂に出てくるカビに例えると、赤いヌメリや黒いカビは除菌・漂泊してもしばらくすると、また発生してきます。
菌どうしが結びついて浴室の中に住んでいるため、その一部を漂白剤で退治しても、また増殖して出てくるのです。
そして温かい浴室と同じように、口の中も温かい状態です。
菌が増える条件がそろっているわけですね。
歯周病の菌は年齢に関係なくはびこりますし、歯肉炎が悪化すると「歯周病」です。
口の中の食べ物のカスの中で増えていき、毒素を出すため独特の臭いになるのです。
子どもの口臭の原因が歯周病菌だったら……継続的な治療が必要になります。
親も歯科受診
子供のことが気になったら、親自身も虫歯や歯周病の可能性があります。
妊娠中のうちに虫歯の治療を済ませたママは多いと思いますが、厚生労働省の調べによると、歯周病にかかっている大人世代はかなりの多数。
20歳代で約7割、30~50歳代は約8割、60歳代は約9割にものぼるそうです。
子どもを守らないといけない環境
歯周病菌を持っている人数が多いと言っても、ごく軽度の人もいます。
しかし、厚労省実施の「歯肉炎及び歯周疾患」調べによると、歯周病の総患者数は330万人超。
国民病ですね。
こういう実状ですので、子ども達は歯周病感染者の中で生活している状態です。
男女の割合でみると、男性が137万人、女性が194万人。
女性の方が多いのですね。ママは責任重大です…