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【無料の医療相談】「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」利用方法は?【コロナ対策事業】

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経産省委託事業「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」

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経済産業省の委託事業で、無償で利用できる「産婦人科」「小児科」のオンライン相談サービスが始まりました。

スマホから直接、産婦人科医や小児科医、または助産師に相談ができるサービスです。

 

 

外出も難しい時期、急を要するものなのか判断が難しいときもあります。

また、受診するほどでもないと思うけれど、不安に感じる事って小児科や婦人科系でよくあるものです。

どのような相談サービスなのかを見てみましょう。

 

遠隔健康医療相談サービス

「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp

「小児科オンライン」(https://syounika.jp/

 

「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」の【特徴】

遠隔健康医療相談「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」の運営主体は『株式会社Kids Public(所在地:東京都千代田区 代表、小児科医:橋本直也氏)』です。

新型コロナウイルス流行状況を踏まえた経済産業省の委託事業で、現在、110名の産婦人科医、小児科医、助産師が相談サービスに在籍しています。

全国どこからでも専門家への相談が可能です。

「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は岡山市など9箇所の自治体を含む約40の法人と契約しており、住民サービスや福利厚生としてサービスを提供しています。

産婦人科オンライン・小児科オンラインの無償提供を開始|株式会社Kids Publicのプレスリリース

 

[1]相談サービスの利用は無料

この相談サービスは経済産業省の委託事業であり、利用は無償となっています。

 

[2]相談サービスはだれでも利用できる

会員登録が必要となりますが、日本全国どこからでも利用が可能。

複数回の利用も可能です。

 

[3]相談サービスを利用できる期間

経産省の委託事業であり、利用期間は5月1日(金)から6月26日(金)となっています。

 

[4]相談サービスの【注意点】

この相談サービスは、オンラインによる健康医療「相談」のサービスです。

医療行為ではありませんので、診断や薬の処方は対象外です。

 

医師とのオンライン『診療』を希望する場合

投薬などを含めて「診察」を希望する場合は、通常の『オンライン診療(健康保険利用)』になります。

『オンライン診療』の場合でも、症状によっては病院への受診を勧められることもあります。

 

▶関連記事

「初診可」「処方薬の宅配」オンライン診療ってどんなもの?【コロナウイルス関連情報】 - 子育て&おうちWork

 

「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」共通【利用方法】

相談方法は、産婦人科・小児科とも、共通で2種類あります。

リアルタイムの「予約制相談」とメールによる「いつでも相談」です。

 

(1)リアルタイムで相談できる「予約制相談」…産婦人科・小児科共通

リアルタイムで相談できる「予約制相談」は、スマホのLINEアプリを使用します。

 

無料・会員登録

「産婦人科」「小児科」両方共通の無料会員登録です。 

 メールの登録後の画面で、合言葉「てをあらおう」を入力しましょう。

 

遠隔健康医療相談サービス

「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp

「小児科オンライン」(https://syounika.jp/

 

【対応時間】16時〜23時(平日・日曜・祝日)※土曜は定休

【サービス利用期間】6/26(金)まで

 

スマホのLINEアプリを使用して 

  • ビデオ通話
  • 音声通話
  • メッセージチャット

で相談できます。

 

(2)24時間メールで相談できる「いつでも相談」…産婦人科・小児科共通

メールを利用した24時間受付の相談が「いつでも相談」です。

無料会員登録後、専用フォームからメッセージで相談内容を質問できます。

 

無料・会員登録

「産婦人科」「小児科」両方共通の無料会員登録です。 

 メールの登録後の画面で、合言葉「てをあらおう」を入力しましょう。

 

遠隔健康医療相談サービス

「いつでも相談」( https://syounika.jp/lp/gov/anytime 

 

【対応時間】24時間・毎日

【サービス利用期間】6/26(金)まで

 

専用フォームからのメール相談で、24時間以内に産婦人科医・小児科医・助産師より回答します。写真の添付も可能です。

 

「産婦人科オンライン」で【相談できる内容・範囲】

産婦人科オンラインでは、

  • 妊産婦からの相談
  • 婦人科に関する相談
  • 妊娠を希望している女性からの相談

これらの受付が可能です。

ただし、健康医療「相談」のサービスですので、診断や薬の処方は対象外です。

 

「小児科オンライン」で【相談できる内容・範囲】

小児科オンラインでは

  • 新生児〜15歳までのお子さんを対象
  • 健康面の相談
  • 子育てに関する相談

これらの受付が可能です。

ただし、健康医療「相談」のサービスですので、診断や薬の処方は対象外です。

 

さいごに

感染症への不安から、年代を問わず、受診控えなどの影響が起きています。

乳幼児の健診が延期されたり、妊産婦の検診も受けにくくなっているのが現状です。

園や学校では、校内検診も延期や中止となっているようです。

今回の医療相談サービスは6月26日(金)までの期間限定ですが、全国どこからでも専門家への相談が可能です。

心配な点など、健康不安を相談してみてはいかがでしょうか。